2016年4月3日日曜日

続:自宅のデータ管理について考える (実はランサムウェア対策にもなっていた我が家の管理方法)

過去の記事で、自宅のデータ管理を考えてみたが、今の我が家のやり方をまとめた。
と言うのも、半年近く前になるけど、メインPCを新型Mac(21インチ 4K)に新調し、デスクトップまわりをすっきりさせた。(今は他の書類とかでぐちゃぐちゃで見せれませんが・・)

なので、今はMac1台とデスクトップPC1台を使っている。
ただ、デスクトップPCがVM動かす用になっており、必要性が限りなく低い状況なので、メインで使っているMacのデータ管理方法を教えます。

ハードウェア構成

  • MacのストレージをFusion Drive 1TBにカスタマイズ
  • 外付けHDDとして"KURO-DACHI/CLONE/U3"を使ってWDのHDD 2TBを接続
"KURO-DACHI/CLONE/U3"については、過去の記事でも書いたけど、常に2台のHDDを繋いでおくと、2つともドライブがマウントされてしまい、データの整合性が取れなくなる可能性があるため、メインHDDとバックアップ用HDDに分けておく。

次にソフトウェア(OSとか)設定です。

ソフトウェア設定

  • 外付けHDDは常時USB接続して利用。
  • 外付けHDDのパーティションを、通常利用向け(1TB)と、TimeMachineバックアップ向け(1TB)に分ける。
  • TimeMachineでバックアップとるとき、外付けHDDは除外。Fusion Driveのみバックアップを取る。

実際のイメージは以下のようになります。
あえてパーティションを分けたのは、外付けHDDの用途として「ディスク容量拡張用」と「バックアップ用」の2つがあって、それぞれを満たしたかったため。
 また、TimeMachineの設定で外付けHDDを除外にしないと、自分のHDD内部の資源を同じHDDにバックアップすることとなってしまい、ディスク領域を無駄遣いするためです。

効果・メリット

  • HDDをUSBで常時接続することで、TimeMachineで毎時バックアップを取ることが可能
  • KURO-DACHIを利用することで、HDDのバックアップを定期的に取ることができ、RAID0のように安全なバックアップが取れること
  • バックアップHDDをバックアップ時以外は取り外しておくことで、HDDの故障時にはそのまま復旧が可能
  • さらにランサムウェア対策として必須である「オフラインのディスクへのHDDバックアップ」を実現
二種類のバックアップにより、例えば以下のパターンのように復旧の幅が広がるのが良いなと思った。

  • 必要だったデータを誤って削除してしまった→【TimeMachineから復旧】
  • なんらかの問題でデータが破損してしまった→【TimeMachineから復旧】
  • HDDが壊れた→【別HDDのバックアップを利用して復旧】
  • ランサムウェアなどのウィルス感染してしまった →【別HDDのバックアップを利用して復旧】

他の人でがっつりバックアップ取ったりしてる人のも見るけど、手間がかかってめんどくさそうに思えたので、自分のできる範囲で結構しっかりとしてデータ管理ができるようになってよかった。
今後はデータの中身を整理しなきゃ・・・